architecture

MINI(東京都墨田区八広)

周辺は木造住宅が密集する墨田区の下町。鉄骨造3階建ての2世帯住宅の計画です。クライアントは20代独身女性。この街で生まれ育ち、愛着を持つ彼女が、家族と同居する住宅を建てたいとの希望を受け、古い母屋の建替計画が始まりました。

敷地の大きさは9.6坪、建築面積は5.7坪という「超極小住宅」。できるだけ内部の寸法を確保するべく肉厚の少ない軽量鉄骨のパネルを工場でプレ加工し、構造材をシステム化することで、現場溶接を行わず、コストダウンに成功しました。壁厚も最小限になるように仕様を検討し、最大限の内部空間を確保しています。

階段吹抜けを中心とした「縦のワンルーム」という構成はSEVENと同様。与条件でもある3人の寝室を各階に独立して配置することで、プライヴェートも確保しました。限られた空間のなかに配置した一坪ヴォイドや1坪テラスが、空間に絶妙な重複をもたらし、心地良い余白や奥行きを創り上げています。

■DATA

所在地 東京都墨田区八広
竣工 2004年10月
敷地面積 31.99㎡( 9.67坪)
建築面積 19.08㎡( 5.77坪)
1F床面積 19.08㎡( 5.77坪)
2F床面積 19.08㎡( 5.77坪)
3F床面積 14.04㎡( 4.24坪)
延床面積 52.20㎡(15.79坪)
構造 軽量鉄骨造(LGS)
規模 地上3階建
用途 専用住宅(2世帯住宅)
家族構成 本人+両親
構造設計 正木構造研究所
  正木健太
設備設計 シマダ設計
  島田善衛
施工 前川建設
建築写真 松田幸久
■MEDIA
「B・1 MAGAZINE」(タイ)
「Small House Tokyo」(英国)
「BUSSINESS WEEK」
「satisphere3」
「LiVES」
「designboom」
「狭小住宅イズム」