architecture

DRAW(東京都目黒区下目黒)

仕事上、海外赴任の長かったご主人と奥様は、御実家の土地に新たに小さなお子さん達と一緒に暮らすための新居を構えることになりました。敷地は都内でも屈指の閑静な住宅街の一角。海外の大使館等も近接する緑の多いエリアです。

アウトドアライフが大好きで、二台分の駐車場や、外部倉庫を充実させ、内部にはガーデニングが大好きな奥様の希望で、緑に覆われたルーフバルコニーを設えています。

個室や収納を充実させた 1階のエントランス部分は土間敷き。オブジェ性の高いストリップタイプの直階段は、上部から降り注ぐトップライトからの拡散光と相まって、限られた空間ながら、ゆとりのあるホール空間を実現しています。

メイン空間の2階はタイル敷きとし、アイランドキッチンを設けながら、ファサード大開口からの借景を空間に取り込めます。

また、浴室などの水廻りをルーフバルコニーに接するように配置したことで、空間には回遊性が生まれ、どこに居ても外部を感じることができるようになっています。

工夫して設えた壁面収納やロフトは、 大きな一室空間を実現させるために重要であり、空間をすっきりとさせるための必須アイテムです。

ボックスがずれながら集合しているようなマッシブなファサードは、単調になりがちな街路にリズムを生み出し、やや閉じながらもプライバシーを守る役割を果たしています。

■DATA

所在地 東京都目黒区下目黒
竣工 2011年11月
敷地面積 89.15㎡(25.73坪)
建築面積 49.30㎡(14.91坪)
1F床面積 40.20㎡(12.16坪)
2F床面積 49.30㎡(14.91坪)
延床面積 89.50㎡(27.07坪)
構造 木造
規模 地上2階建
用途 専用住宅
家族構成 夫婦(30代)+子供1人
構造設計 正木構造研究所
  正木健太
設備設計 シマダ設計
  島田善衛
施工 本間建設
建築写真 西川公朗